できるなら、都会の喧騒を離れて生活したい。

自然が好きだ。
ワガママを言うなら、海のがいい。

まだ、物心がついた頃は
都会のど真ん中で生きていく、
都会のネオンや、隠れたバーが似合う男になりたい気持ちが強かった。

たぶん、大学生時代はその前者を横臥し、
後者の方も20代後半でそこそこ嗜んだ。

でも、知れば知るほど
そこは無機質なものだと痛感する。

都会はキレイだと思う。
人工的な画は美しい。

でも、そこには感動がない。
何かむなしく、孤独な感じがする。

お台場から見るレインボーブリッジ。
決してキライじゃない。

でも、この景色が僕を癒すこともない。

理由は簡単で
この景色はビジネスの複合だからだと思った。

本当に感動する景色には
カネの匂いよりも、歴史の重みや自然の深みがあるものだ。

感じ方は人それぞれだけど
僕はそう感じた。

女性を好きになる時に
着飾った洋服や、色っぽいメイクを好きになるのではなく
その女性の人間らしさ・人間の深さで好きになるのと一緒だ。

でも、この景色はキライじゃない。
これもまた同様にビジネスだからだ。

広告も、きっと煙たがれる存在だろう。
仕事をしていても、誰もみてねーよと思うし実際そうだ。

誰も広告なんて求めていない。

だけど、この広告キライじゃない。
スタート地点は、この感覚からじゃないかな？と思う。

露出＝リーチ、露出＝認知とか
クリックの回数がどれくらいとか、GRPをどれだけ投下したとか。
レベルの低い理屈をこねる輩が多いけど
それ以前の『直感』が備わっていない広告屋が何を言ったところで
たぶん何も伝わらないと思う。

結局、きみはそれをイイ！と思うのか。

感じ手の自分と、
作り手の自分。

今やってる仕事が、実に面白い仕事だなと思いながら
癒されたいな～とも思う。

あまりマスターベーションにならないよう意識して。

やっぱ、俺疲れてんだなー。

by aloha-classic.com
Kama'aina ; ☆☆☆
Me ke aloha ; 507