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September 30, 2017

Niki-Kahkan, 82th B.D.

伯母、82歳。

09/26に元気に82回目の誕生日を迎え、我々家族でお祝いのランチをしてきた。

新宿が大好きなその伯母を、
新宿の由緒正しきランドマーク「京王プラザホテル」に招いて。

だいぶ、白髪が増えていた。
身体もかなり細くなっていたが、
しっかりと話し、しっかりと食べる。

世間的には「まだまだ元気なおばあちゃん」の典型姿だ。

伯母には子供がいない。

伯母自身の姉妹も、そして親族も女性ばかりで、
唯一の男児だった僕は相当かわいがってもらっていた。

離れた場所に住んでいても、
伯母が注いでくれた僕への愛情は、今もなおずっと強く感じている。

会話の節々に今回もそれらを存分に感じる一方で、
離れて暮らす親族・家族への愛情の伝え方を、
あらためて強く考えさせられる。

時折、
気持ち的に我慢しきれなくなり「うっ‥」と涙が流れそうになる。
僕が泣いている場合でもなく、こらえたけれども、
苦しいことは、やはり苦しい。


僕が高校や大学生の青春時代、
新宿、特に西口の都庁周辺は高層ビルが立ち並び、
「日本が世界に誇る大都会」の最たる象徴の1エリアだった記憶がある。

とても最先端なイメージを抱いていたし、
夜の新宿中央公園なんて、
摩天楼を見上げながらの区画が整備された美しい「都会の夜の公園」の
1つの完成形だと当時は感じていたものだ。

時代が流れたのだろうか。
それとも、僕が時代とともに変わったのだろうか?

久々に来た新宿の西口「京王プラザホテル」からは、
時代の最先端とか、大都会の象徴という雰囲気ではなく、
「ザ・昭和」の、何とも懐かしくも少し色褪せたある種の風情のような、
そんなものを感じた。

時間の経過を、
そんな情緒的なところからも感じる。

人が生まれ、生きるということが、
どれだけ大変で、でも奇跡なことなのか。

一方では、
それがどれだけ一瞬で儚いものなのか、を
どちらも同じように強く感じる。


前日、深夜3時半過ぎまで仕事をしていて体力的にはキツかったけれど、
伯母の82回目の誕生日のお祝いに立ち会えて良かった。

どうかまた1年、
逆にコチラが心配になるくらいの元気な1年を過ごしてください。


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Kama'aina ; ☆☆☆☆
Me ke aloha ; 1,187

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September 15, 2017

Do-Miso.

20170915.jpg


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Kama'aina ; ☆☆☆
Me ke aloha ; 1,186

久々に食べた。
以前は、少し油っこかった記憶だったので、
スタンダードな味噌に白髪ネギをトッピング。

んー、今回は味が濃い印象。

味噌ラーメンは、なかなかしっくりくるお店が少ない。
難しいのかな。
or
味噌が日本人にとても近いから、
人(作り手)それぞれの家庭の味とか好みが多いのかな。

でも、ごちそうさまでした。


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Kama'aina ; ☆☆☆
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September 08, 2017

The end of the summer of 2017.

雨続きだった2017年の夏。

時間が過ぎていくのは早いものだけど、
夏が過ぎていくのは、一層その早さを感じる。

9月に入って1週間が過ぎた。
今日も4時半に起き、タスクをこなしつつ1日の準備をする。

出社中、つくつくぼうしが鳴いていた。
つくつくぼうしは「真夏になくセミ」という印象が強い。

夏の終わりと言えば「ひぐらし」な記憶だが、
9月の中旬にさしかかるこの日、
つくつくぼうしを聞きながら、
まだ夏の気配が完全に消えたわけではないんだな、と感じた。

日差しは痛くはなく、秋の気配を感じる刺激だったが、
まだ彼らは一生懸命に鳴いている。

頑張れ、つくつくぼうし。

でも、その夏ももう終わる。

夏の終わりを迎え、僕は新しい生活をはじめる。
その準備もおおかた整った。

人もセミも皆、何のために生きていくのだろう。
儚く、でもとても詰まったその生涯で、
何をなし得て、何を残していけるのだろう。

僕には償わなければならない事がこの先もたくさんあり、
生涯をそれに捧げるため、強く自分を戒めていかなければいけない。

一瞬で死んでしまう真夏のヒーロー、
真夏の代名詞でもあるつくつくぼうしの鳴き声に、
あらためて精神を見つめ直し謙虚さを持ち直させてもらった朝だった。

夏が好きだ。
だから、僕はキミに「夏」という文字を授けた。

夏の海が好きで、
だから、僕はキミに「夏海」という文字を授けた。

夏が終わっても、僕は終わらない。
気持ちを謙虚に、心を見つめ直して9月も過ごしていく。


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Kama'aina ; ☆☆☆
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posted by ALOHA. : 01:29 PM | comment. (0)