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July 03, 2008

respeto y as, publicitario.

仕事がデキる人は、仕事を寝かすのがうまい。

依頼されても、期限ギリギリまでほとんどやらない。

昔は、そんな奴はいかがなものか?と思っていた。

仕事を寝かす人は、要するに仕事をサボっている人間だ。
サボり方も色々あって、ネットサーフィンする人、
友達や恋人と遊び明け暮れる人、
新しい出会い(=コンパ)に精をだす人。

ギリギリまで、本当に何もしてない。

何もしてないように見える。

コレが、本当にサボってる人と
仕事がデキる人の違いだな、と最近わかった。

仕事がデキる人は、
オリエンを受け終わった直後の動きと
締め切り前の行動に特徴がある。

直後、いわゆる鉄が熱いうちに形を整えておく。
わかりやすく言い直すなら、オリエン内容の鮮度が高いうちに
関係セクションの人間にオリエン内容を展開する。

もちろん、自分の主観や考えを反映させた上で。

忘れないうちに、そのオリエン内容を
企画書の冒頭部分としておおよそ、その日のうちに書き上げる。

基本的に、業務時間なんて8時間もいらない。
人間が生きていくうえで、1日のうち3分の1時間も仕事に費やすほど
人間の集中力は高くない。

ましてや、広告業界、12時間以上の労働拘束時間なんて
ザラにある。

仕事を寝かし、なのに成果をあげる人は
寝かしサボっている時間の使い方が
『 苦労してると感じさせない、遊びや娯楽を満喫しまくっていそう 』なサボり方をする人だ。

それが趣味でもいい。
友人や恋人でもいい。
異性の股間求めでもいい。

そういう時間から、必ず何かしらのヒントを得て
アイデアや企画のロジックに盛り込める時間の使い方をしている。

何より、
寝かしても、周囲を調整する調整力がもともと備わっている。

調整力があって、時間管理能力も高い。
周囲を巻き込む影響力もあって
遊びにも長けてる感度の高い人間。

なるほど、仕事ができそうだ。

提案寸前、まとまってきた関係セクションのアイデアやカタチになったものを
複合させていって、全体の俯瞰を形成していく。

オリエン直後に形成した自分の企画と
肉付けされたものが直感でしっくりくるか、こないかの最終調整を
締め切り前のファイナライズとしておこなう。

タバコを吸いながら、
暇を潰しながら、
何となく日々のいわゆる業務時間に
コミュニケーションを取れているパターンが多く
結果としてあがってくるものにも、そんなに大きな狂いがない。

コレもまた、仕事がデキる人の特徴だ。
そもそも、熱いうちに展開したオリエンも良いのだろう。

同じ寝かすタイプでも、仕事ができず寝かす奴とは天地の差だな。
バカと天才は紙一重、と言う言葉に則して
デキるデキない人の差もまた紙一重なんだな、と。

大きな違いが、サボっている時間も
その時間が充実になっていることだ。

僕はあまりコツコツとやれるタイプの人間ではないけど、
こういう意味でも尊敬できる上司や先輩のもとで仕事をしている自分は
やっぱり恵まれているな。

運って本当に大切だな〜、とあらためて。

広告の世界に生きて、
周辺の調整ごとや、周辺の人間全員の気持ちをまとめられない奴は
結局広告の仕事をやってもダメなんだろう。


by aloha-classic.com
Kama'aina ; ☆☆☆☆
Me ke aloha ; 518

posted by ALOHA. : July 3, 2008 12:51 AM

COMMENT.

今度、この話聞かせてくれ。

posted tkho : July 8, 2008 12:40 PM

>> tkho.

モチのロンですよ!

この手の話は、赤ワインころがしながらヤルのが良いと思われる。

posted from ALOHA. : July 8, 2008 12:43 PM